ボッチャ1000人体験を目指す――女子部JAPAN(・v・)が東京カップ予選に参戦!

2020/02/27

東京2020パラリンピックの開催を控え、競技熱が高まりつつある「ボッチャ」。パラスポーツのなかでも、誰もが気軽に楽しめるボッチャのおもしろさを多くの人に知ってほしい! そんな想いで1000人ボッチャ体験を目指す女子部JAPAN(・v・)が、「ボッチャ 東京カップ2020(2019年11月24日・武蔵野総合体育館)」の予選会に参戦。勝ち残ったチームは、2020年3月14日(土)に行われる、東京カップの本戦(武蔵野総合体育館)に出場できる。

「火ノ玉JAPAN」との対戦を目指し、まずは予選会へ出場!

⼥子の知りたいコトやモノをみんなで一緒に体感する部活型コミュニティ&メディア「女子部JAPAN(・v・)」では、いろいろな"部活"を作り、女子が集まるイベントを行っている。なかでも「ボッチャ女子部」は、DO_ACTIONSが掲げる「障がい者やパラスポーツを取り巻く環境をポジティブに変えていく」というコンセプトに共感して2018年10月から始動。月1回のボッチャ体験会を中心に、ボッチャ体験1000人を目指して活動している(2020年2月時点での体験数は延べ417人)。

ボッチャは、もともとは重度の脳性マヒ者や四肢の重度な機能障がい者のために考案されたスポーツ。赤組・青組に分かれ、「自身のチームのボールを、白玉(ジャックボール)に近づけた方が勝ち」という、単純明快なゲームだ。障がいの有無、年齢、運動の得意不得意に関係なく誰もが楽しめ、かつ奥が深いので、企業や組織、教育現場などで取り組む人が増えている。

今回、女子部JAPANが出場したのは、一般社団法人日本ボッチャ協会が主催する「ボッチャ東京カップ2020」の予選会。出場チーム全48チームのなかから、予選会を突破した4チームのみが2020年3月14日(土)に開催される本選に出場できる。本選では、日本代表チーム「火ノ玉JAPAN」と直接対決する機会も!?

まずは1勝。公式戦初の勝利をつかめるか!?

予選会場に入ると、子どもから大人、障がいのある方ない方、年齢もバックボーンも異なる参加者の姿がみられ、ユニバーサルスポーツとして「ボッチャ」が定着しつつあることを感じる。どの参加者も、目指すはもちろん「勝利!」だ。

年齢、性別、障がいの有無にかかわらず、誰もが手軽に楽しめるボッチャは、ここ数年で競技人口を大幅に増やしている。日本ボッチャ協会の村上さんも開会式のあいさつのなかで「ここ数年ほどで、競技人口も増え、ボッチャ協会の登録者も約2倍になりました。講習会や練習会などに参加してくださる人も増え、ボッチャが徐々に広まってきていることを感じます」とコメント。

女子部JAPANは、実は2018年の東京カップ予選にも出場したものの、1勝もできずに惨敗。以後、月1回の練習を重ね闘志を燃やしてきた。今回はなんとしても「1勝したい!」とメンバーはやる気満々。おそろいのジャンパーで気合も十分。初戦の相手は「KNTチーム」だ。

試合前の練習時間には、対戦相手と談笑する場面も。こういった交流ができるのも「ボッチャ」の楽しさの1つ。

予選競技は、2エンドマッチで行われ、2エンド終了時の総得点の高いチームが勝者となる。今回は3人1組(控え選手は3名まで/各エンドの間に交代可能)のチーム戦のため、1人の持ち球は2球。1球も無駄にできない。

立ち上がりは上々だった女子部JAPAN。ミスもなく、試合は女子部優勢かと思われたが、「KNTチーム」リーダーの流れを変える1球が絶妙な位置に決まり、「0-2」とリードを許す結果に。その後の第2エンドも挽回にはいたらず、結果「0-3」で初戦は黒星でのスタートとなった。

後から分析したところ、スローインボックス近くは相手チームの得意なコースだったよう。試合前の練習時間も、同じ距離に投げ込む姿が見られた。

戦略に悩む場面では、メンバーが集まり作戦会議をするシーンが見られた。より多く点数を取るため、もしくは最小限の失点で抑えられるよう、ボールをどこに投げるべきか、短時間のなかで話し合う。頭脳戦でもあるのだ。

予選の最終エンドは、まさかのタイブレイク決着!?

初戦は、相手チームの勝ちパターンに見事にはまり、惜しくも負けてしまった女子部JAPAN。2戦目に向けて作戦会議を行い、自分たちが勝てそうなパターンを決め、とにかく繰り返し練習を重ねた。多くのチームが空き時間にも練習をしていて、ボッチャへの本気度が伝わってくる。

2戦目の相手は、チーム「PARプレー精神」。2019年10月にあった川崎でのボッチャ大会にお互い出場していたことから、会話が盛り上がる。

試合は、1エンド目1-0で女子部JAPANがリード、2エンド目に1点を取られ1-1と並ばれ、キャプテンによるタイブレイクまでもつれ込んだ。タイブレイクは、コートの中心にジャックボール(目標球)を置き、代表者が1球ずつ投球。ジャックボールにより近かったチームの勝ちとなる。

ドキドキの1球勝負! 見事、女子部JAPANキャプテンの投球が僅差で相手チームよりも近く、女子部JAPANの勝利が決定した!

あいさつではじまり、握手で終わる、ボッチャの魅力

ボッチャにはさまざまな魅力がある。さらに今回、大会に出場したことで実感したのは、対戦相手や大会参加者との輪が広がるという点だ。試合後にチーム同士であいさつを交わすことはもちろん、コート外では名刺交換をする様子も見られた。

女子部JAPANと今回対戦した「PARプレー精神」のように、他の大会で出会った人と再会し実際に対戦したり、練習会でお世話になった企業の方と顔をあわせて近況報告したり。今回女子部JAPANが対戦した「KNTチーム」とも、別の会場で会った際は気軽にあいさつすることだろう。ボッチャを通して新たなつながりが生まれ、ボッチャを基盤としたコミュニティが生まれつつあることをヒシヒシと感じる。

また、試合に参加するだけでなく、試合を見て、応援する楽しみにもあらためて気づくことができた。女子部は予選リーグで敗退してしまったが、勝ち残った「PARプレー精神」の試合を観戦&応援。その後も本選決定までの試合を観戦した。観戦して気づくことも多く、今の自分たちには何が足りないのか、どんな練習をすべきかなど、あらたな課題を発見することができた。

女子部JAPANが公式初勝利を飾った東京カップ予選は、ボッチャの新しい魅力を見つけられた大会となった。これからさらにボッチャにのめり込んでいく予感がした。目指すはボッチ体験者1000人! 女子部JAPANの活動は続く。

PROFILE

女子部JAPAN(・v・)

2010 年、iPhone ライフ提案 BOOK『はじめまして。 iPhone』の出版を機に「iPhone 女子部」を結成。部活(=イベント)を開催するうちに、全国の女子部員登録が 28,000 人に。 2015 年からは活動ジャンルを拡げるため「女子部 JAPAN(・v・)」に改名し、気になるけど難しいモノやひとりではやりづらいコトをみんなで一緒に体感する部活型コミュニティ・メディアにアップデート。現在は、月3回以上の部活(=イベント)の開催や、部員たちの本音を収集した「すっぴん調査」の発信を行っている。※部活参加には部員登録を(登録無料。年齢不問)。今後もボッチャ他、スマートスピーカーの体験会や、毎年恒例のクリスマス・イブ100人女子会などを企画中。詳しくは公式ホームページで!
https://www.iphonejoshibu.com/